私は、医学部・歯学部・薬学部・理工学部・看護大学などの大学生向けの家庭教師です

「大学入学おめでとう。」の声は、11月ごろの推薦入試の合格発表の時期から聞かれます。今までの勉強が評価されて、合格を勝ち取ったので、良かったですね。それでは、これから大学の予習の勉強をしましょう。とは、ならないのが一般的?かな?

 しかし、上記のような理工系大学、または、卒業後の国家試験を意識した医療系の医学部、歯学部、薬学部、獣医学部、看護学部、さらに積み重ねが大事な学部では、確かな学力が必要になります。その学力が不足すると、例えば、毎日の授業に出席しても、上の学年に進級ができません。(信じられない?)これは、いわゆる落第・留年などで、ある学科の落第・留年の人数が数十人近い大学もありました。さらに、落第・留年の繰り返しは退学になります。まだ、入学していない方に、このような話をして、不必要に思うかもしれませんが、受験に失敗した浪人生よりも、合格した新入生の方が勉強がたいへん。」と話す学生さんによく出会います。厳しさは数では、大学中退者は、年間に8万人になります。(平成24年度)

 

その大学での落第・留年の原因は?

★大学入試は、受験した希望校の中で、1つ合格すれば十分です(不合格校は、相手にしないで、さようならできる)

★大学の科目は、必修が多くて、それにすべて合格しなければ卒業できない(不合格科目は、必ず合格しなければならない)

★大学の科目の単位合格基準は60点以上が一般的です。これは、高校の平均点程度ですから、事前に、この大学のちがいに気付かないと半数は不合格になります。

★学習内容は、高校よりも進化して、むずかしいです。

★落第・留年の危機は、大学で1回だけではなく、2回、3回と再度の繰り返しがあります。

 

落第・留年の原因は、この大学の勉強を理解していないか、もしくは理解しても、今までのように何とかなると思っていること。

特に、今までの学習法を変えないという決心をしているならば、要注意で、決心を変更する必要があります。

 

 特に、国家試験のある、医学部・歯学部・薬学部・獣医学部・看護学部などでは、順調に進級して、さらにストレートで国家試験に合格する方は、かなり優秀な努力家な学生さんと思います。ご存知と思いますが、医療系大学は国家試験合格率を発表しています。この合格率が9割以上で高いとしてもその理由は、国家試験がやさしいのではなくて、大学で受験資格を得るまでの日々の勉強が大変で、落第・留年で卒業生を厳格に制限することがほとんどです。(卒業認定しないから、国家試験を受けられないです。)ある指導しているご父兄で医師の方は、医師の国家試験よりも、その前の大学の卒業試験までの方が難しかったと話しておりました。 

 そこで、大学の厳しさに対応する学習は、大学の1年の科目の内容を調べて、予習をすると良いと思います。ただ、これは、理想です。そこで、可能なところでは、入学後のそれぞれの科目に、興味や関心を高める予習をすることが現実的と思います。興味や関心をもつと、これからの大学の授業に前向きになり、記憶力も良くなり、試験が楽になります。みなさんは、えっ、合格した学部の学習に興味や関心がうすいのですか?と、疑問に思うかもしれません。それは、例えば、医師・薬剤師をめざしていても、一部の医学関連科目や、特にその周辺の数々の学問に、興味や関心がうすいことがあるからです。それは、進級にかかわる必修教科です。

 先ほどから、勉強で苦労しますとか、大変ですとか説明してしまいました。しかし、人は勉強に興味や関心をもつと、それに集中できますから、苦労はほとんどない感覚になります。例えば、勉強以外の人間関係で少し気になるツライことがあっても、勉強に集中していると、それを忘れるために、ホッとする、そんな幸せ感がわくと思います。勉強で興味や関心をもつこと、すると集中する、そして心が幸せになる。一般に、大好きな音楽鑑賞やスポーツ観戦に集中して、幸せ感がわくこと、それと勉強も、本来は同じように幸せ感がわくものと思います。勉強を嫌がらない、逃げないことが秘訣です。

私は、大学生向けのプロ家庭教師のトモナガです。元公立学校教員です。

★わずか1名ですが、高校物理の定期テスト0点から大学生になって定期テスト物理100点

の学生さんが出てきました。

私は、ほめて、学生さんに自信をつける、プロ家庭教師です。

授業は、多くは教師から、学生への一方通行になりがちです。私の授業は、教師と学生の共同作業ですすめます。 

日本大学理工学部物理学科卒業、同時に中学校高校教員免許状修得、その後、公立学校教員経験13年間、塾講師、大手中学生新聞学生向けの数学の問題作成、プロ家庭教師で現在に至る。教員歴30年余り。